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中国でSIMカードを契約するには:空港カウンター、店舗の料金プラン、実名登録の要件と注意点

執筆:PandaTrip Editorial · 約 4 分 · 2026-09-06 確認済み

2026-09-06 確認済み

まず「契約すべきか」から答えます。滞在が1週間程度であれば、Alipay、WeChat、DiDiはいずれも海外の電話番号で登録できるため、中国のSIMカードを契約しなくても十分まかなえます。以下のいずれかに当てはまる場合、現地カードを検討する価値が出てきます:

  • 2週間以上の滞在(現地のデータ料金はローミングより1桁安い);
  • フードデリバリの利用や、Meituan/Dianpingのグループクーポンの使用が必要;
  • 現地での発着信が必要(レストランの予約、宿主との連絡など);
  • 国際ローミングのデータ料金が高めで、ブロックされている海外サービスへの依存も強くない(重要な違いは後述)。

大手3キャリアの選び方

中国移動(China Mobile)、中国聯通(China Unicom)、中国電信(China Telecom)はいずれも、パスポートの原本があれば直営店舗で契約できます(実名登録と顔情報の採取は法令で義務付けられており、省略できません)。違いを簡単にまとめると:

キャリア 特徴
中国移動(China Mobile) 通信範囲が最も広く、辺境・山岳部では第一選択。旅行者向けプランも豊富
中国聯通(China Unicom) 都市部の通信速度が良好で、空港カウンターの外国人対応が充実。旅行者に人気
中国電信(China Telecom) 電波と速度のバランスが良く、店舗の密度が高い

都市での観光では3社の体感差は大きくありません。近くの店舗で契約すれば十分です。

SIMカードのクローズアップ

どこで契約するか:空港カウンター vs 市内店舗

空港カウンター:北京、上海、広州、成都などの主要空港の到着ロビーには、キャリアの窓口または提携カウンターが設置されており、到着後すぐに契約できます。旅行者向けプランの参考料金は月100—300元程度で、数十GBのデータと一定の通話時間が含まれます。キャリアの表示(中国聯通/中国移動/中国電信の文字)がある正規のカウンターを選び、「契約でデータ増量」をうたう第三者の屋台には警戒しましょう。

市内店舗:地図アプリで「中国移动/联通营业厅」(中国移動・聯通の店舗)を検索し、「自有营业厅」(=直営店舗)と表示された店舗を選びます。契約できるプランは空港より充実し、料金もより規範的です。パスポートの提示、番号の選択、契約まで全体で約20分。翻訳アプリを用意しておくと安心です。

契約時の3つの注意点

  1. 料金体系を確認する:月額基本料、データ容量、超過時の料金、契約期間、チャージ方法(キャリアのアプリでもAlipayでもチャージ可能)。割引プランの中には12か月の契約が付くものがあり、途中解約には違約金がかかります。短期滞在の場合は「契約なし・いつでも解約可能」なプランを選びましょう。

  2. 1冊のパスポートで契約できる番号は上限あり:1冊のパスポートで各キャリアにつき通常最大5つの番号まで契約でき、通常の利用で上限に達することはありません。

  3. 実物のSIMカードを前提に:中国の大手3キャリアが携帯電話のeSIM商用サービスを開始したのは2025年10月のことです。現時点では主に中国大陸の身分証保持者が対象で、店頭での手続きが必要です。パスポートでは現地のeSIMは当面契約できないため、実物のSIMカードを受け取りましょう。

出国前:番号の停止と残高

短期用のカードは使い終わったらそのまま放置して構いません。未納が続けば自動的に停止されますが、実名情報はキャリアのシステムに残ります。契約プランを利用している場合や、次回の旅行でも同じ番号を使いたい場合は、最低月額の番号維持(一般に月5—8元)へ切り替えられます。キャリアのアプリまたは店舗で手続きできます。

重要な違い:現地カードも同じ制限を受けます

多くのガイドが掘り下げていない点:中国のSIMカードでインターネットに接続すると、通信は中国大陸のネットワークを経由するため、Google、WhatsApp、Instagramなどブロックされているサービスにはやはりアクセスできません(理由は『中国で使えるアプリはどれ?』を参照)。

両方をカバーする定番の組み合わせは、**現地カード(大容量・日常使い)+出発前に本国で購入した国際eSIMまたはローミング(海外サービスが必要なときに切り替え)**です。デュアルSIMのスマートフォンにうってつけです。詳しい比較は『国際ローミング・eSIM・ポケットWiFiの選び方』をご覧ください。

よくある質問

中国のSIMカード契約にはどんな書類が必要ですか?

ご本人の有効なパスポート(原本)が必要で、一部のキャリアではその場での顔認証も実施されます。契約はキャリア直営の店舗または空港カウンターで行う必要があり、コンビニや売店で販売されているSIMカードはパスポート名義での実名登録ができません。

短期旅行でも中国のSIMカードは必要ですか?

1週間程度の旅行であれば、国際ローミングや国際eSIMのほうが通常は手軽です。滞在が2週間を超える場合や、Meituanなど現地サービスへの登録・フードデリバリの利用・認証コードの大量受信が必要な場合は、現地カードのほうが明らかにお得です。

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